心のフォローまで気を遣えることが大事
私は今、総合病院である「聖隷三方原病院」の眼科で医師事務作業補助(ドクターズクラーク)として勤務しています。
診療報酬業務を行う医療事務とは違い、診察室内で呼び入れや患者さんのご案内、ご説明、処方箋を渡したりするなど、医師と患者さんの橋渡し的な役割を担っています。
在学時は診療報酬の資格や医事コンピュータ、医療秘書や調剤薬局事務など多くの資格を取りましたが、それ以外にも電話対応やコミュニケーションスキルの授業など、現在の仕事でもとても生きています。多くの人と関わり合う環境があったことが、大きいですね。
患者さんは、お身体に不調があったり、精神的につらい状態ですから「お大事にしてください」のような患者さんに寄り添う一言や、なるべくお待たせしないような優先行動を心掛けています。また、人を助ける、救う仕事の一端を担い、相手に安心していただけるよう常に意識しています。