CAMPUS REPORT

2023.08.04 グラフィックデザイン科

グラフィックデザイン科×企業連携授業 『量り売り』を地域の生活習慣に

浜松のご当地ソースとして知られている鳥居食品株式会社の「トリイソース」

地産地消にこだわった野菜やたくさんのスパイスを調合してつくるソース。昔ながらのこだわりの味に愛好家は全国的にも多いのではないでしょうか。

今回は、鳥居食品様が地域課題解決への取り組みとして始めた「トリイソースの量り売り」のVI(ビジュアル・アイデンティティ)制作に、グラフィックデザイン科2年生・3年生が挑戦しました。

※VI:言語化された理念やビジョンを可視化し、ロゴデザインやブランドシンボルなどの視覚的要素のすべてをデザイン的に統一すること

写真は、企業の方々へプレゼンテーションをしている様子です。

学生は、グループに分かれて、『トリイソースの量り売り』の「価値」や「意味」を整理し、地域の生活習慣になるようなふさわしいカタチに視覚表現しました。 わかりやすく、統一化されたネーミング、シンボル、ロゴマーク、ロゴタイプ、スローガン等を制作し、ご提案させていただきました。

※初回(5月)のオリエンテーション時にはトリイソースの工場・直売所の見学に学生が伺っています。試飲などもさせて頂き、現地に出向くことでしかわからない香りや味、空気感も体感させて頂き、その情報をもとに整理したトリイソースの量り売り「らしさ」「ならでは」から表現コンセプトを立てています。

今後、鳥居食品様ではトリイソースの「量り売り」を地域の生活習慣として根付くように、広めていくそうです。

それに際して、今回学生が制作したシンボルマークやスローガンを使用することを検討していただいています。

今回携わった一連の授業で多くのことを学び、イメージする自分の将来像に一歩近づけたのではないでしょうか。