CAMPUS REPORT

2021.11.10 AI×コンピュータ科 ITビジネスコース

株式会社エフ・シー・シー様による特別講座を開講!

AI×コンピュータ科 ITビジネスコースでは「株式会社エフ・シー・シー」様より齋藤 成輝 様を講師にお招きし特別講座「ICT技術の社内等での活用事例」が開講されました。

講師である齋藤様の会社の枠を超え社会に広がる活動はとっても刺激的なお話でした♪

ところでみなさんは「株式会社エフ・シー・シー」という企業をご存知ですか??

F.C.C.は主に自動車や二輪車を動かすために欠かせない部品“クラッチ”の世界シェアNo.1!という企業。地元浜松に本社をかまえ、国内外にも多数の拠点を持つワールドワイドな企業でもあります。

 今回お話をいただいた齋藤様はF.C.C.ICT活用推進を担当されています。

しかし齋藤様自身ITに関する経歴はこれまでなく、ほぼゼロからのスタートだったそう!!

ここからはそんな齋藤様が携わったICT活用導入事例の一部をご紹介♪

 

◆社内の製造ラインの見える化

製造現場を見える化するシステムを構築。予定した生産が間に合っているか、現場にトラブルはないか、など離れた場所から誰もが確認ができるようにしてトラブル防止やトラブルが発生しても素早い状況把握で被害を最小限に抑えることを目指したシステムです。社長や現場の声をもとに開発されたそうです。

 

◆浜松のコロナウイルス感染症対策サイトの立ち上げ

齋藤様はなんと浜松のコロナウイルス感染症対策サイトの立ち上げに有志として参加されるなど、公私とも意欲的に活動を続けているそうです。浜松市の感染状況を浜松市HPから確認した人もいるのでは?

 

◆家族見守りシステム、雨降りお知らせシステム

なんとプライベートでも、ご家族からの要望に応え、離れて暮らすお義母様のための「見守りシステム」や雨が降った時にスマホに通知する「お知らせシステム」なども自作しているそうです!

 

 

講座を終えた後は、学生たちからは様々な質問が・・・。

 

今回の齋藤様のお話には自走という言葉がたびたび出てきました。

-気になったことがあれば、まず自分でやってみる。

このチャレンジ精神こそ、うまくいかなくても、ポジティブに走り続けられる「原動力」なのだそうです。何より、ご自身がワクワク前向きに取り組んでいる姿が印象的でした☆

これは社会人にとってすごく重要な資質ですよね。

社会や企業のICT化と聞いてもなかなかピンとこないものですが、齋藤様の企業、社会、そしてご家庭といった幅広い事例紹介を通じて、学生たちは自分たちがこれからどんな視点と意識が必要なのかが解ってきたのでは!?

齋藤様、この度は貴重なお話ありがとうございました!!